映画と展覧会

▼ディリリとパリの時間旅行

ミッシェル・オスロ『ディリリとパリの時間旅行』仏・独・ベルギー(2018)

長野相生座・ロキシー 10月5日〜18日/ヒューマントラストシネマ有楽町 8月24日〜 ほか

https://child-film.com/dilili/

 

▼象は静かに座っている

胡波『象は静かに座っている』(大象席地而坐) 中国(2018)

 シアター・イメージフォーラム(東京・渋谷)11月2日〜 /シネ・リーブル梅田(大阪・梅田) 11月22日〜12月5日 / シネマート心斎橋(大阪・心斎橋) 12月6日〜12日 /元町映画館 未定 ほか

 

http://www.bitters.co.jp/elephant/

 

▼サタンタンゴ
タル・ベーラ『サタンタンゴ』(1994)

シアター・イメージフォーラム(東京・渋谷) 9月13日〜/ヒューマントラストシネマ有楽町 9月13日〜19日/kino cinema横浜みなとみらい 9月20日〜26日/長野ロキシー 近日公開 ほか全国で公開予定。

 
サタンタンゴ公式サイト 
映画『サタンタンゴ』公式サイト

 

 ▼高畑勲

高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」

東京国立近代美術館 2019年7月2日〜10月6日

10時〜17時 月曜休館(一部例外あり)

 

https://takahata-ten.jp/

 

映画メモ

インドネシア映画

映画『マルリナの明日』公式サイト|2019年5月18日(土)〜ユーロスペースにてロードショー

買ったDVDとほしいDVD

▼買ったDVD

 震災後の陸前高田の種苗店「たね屋」の主人佐藤さんを取材したドキュメンタリー映画。先日DVDを入手。

 佐藤さんというキャラクターの深み。自筆の本を独学の中国語などに翻訳しているところ辺りまで来ると、なんだこの人は!?ってなってくる。取材している内に震災後の陸前高田の状況が見えてくる。その見え方、立ち現れ方がとても自然でひきこまれる。
 
 劇場で見たときは疲れていて寝てしまって見逃したところもあるので、DVD化はありがたい。

息の跡 [DVD]

息の跡 [DVD]


▼ほしいDVD
 ほしいDVDはいくらでもあるけど、先日ツイッターで話していてパク・チャヌクはやはり必見で避けては通れない感じだったので、『親切なクムジャさん』、『オールドボーイ』、『お嬢さん』あたりは入手したい。

 Y氏オススメの『母なる証明』も最優先で入手したいところ。

母なる証明(字幕版)

母なる証明(字幕版)

 それからある方のオススメでイ・ビョンホンの『天命の城』。40代のビョンホンで一本ならこれを選ぶということで、これもチェックしたいところ。

天命の城 [Blu-ray]

天命の城 [Blu-ray]

最近買った本

  • 月刊モデルグラフィック ス2019年4月号(通巻413号)
    • 映画『この世界の片隅に』総力特集。片渕須直監督特別監修らしい。Y氏オススメの片隅関連雑誌。異様に力入ってた。アニメの世界を模型化するとはどういうことなのか。この企画の冒頭でアニメの制作素材「撮出しデータ」が紹介されているのが興味深い。レイアウトから背景情報、光源など様々な情報が入っており、これが模型化に活用されている。撮出しデータは絶対ではなく、最終的な調整で色の付け方も変化したりする。それらを慎重に検討して模型化している。その熱の入りっぷりは半端ではなく、模型の制作陣がいかにこの映画に制作意欲を刺激されたかがひしひしと伝わってくる。そしてこの映画の様々な場面の模型化された写真と、その制作過程についての記事は、映画の新たな側面を見せられているようだった。アニメの立体化は平面からの単なる立体化というよりは、アニメの制作手法や考え方を理解してモデリングの技術を駆使して立体に翻訳する作業という印象だった。

あわいゆくころ──陸前高田、震災後を生きる

あわいゆくころ──陸前高田、震災後を生きる

三原順カラー原画展

米沢嘉博記念図書館|三原順カラー原画展 〜札幌からようこそ〜

映画メモ